手術後は痛みのピークは3日間と言われていますが、3日を過ぎたら無痛になるというわけではありません。 痛みの感じ方は個人差がありますので、痛みが数日間気になる方もいらっしゃいます。
手術傷 いつまで?
手術から3日程度で傷口が閉じますが、皮ふの下では炎症が続いています。 赤く盛り上がった目立つ傷あとになることがあります。 手術の傷(縫った傷)は、炎症期・増殖期・成熟期を経て治っていきます。 手術から3日程度で傷口がとじますが、皮ふの下では炎症が続いています。
手術後の傷の痛みは?
手術後の急性痛は手術による傷の痛みなので、傷が治癒するとともに軽快しますが、傷は治っても痛みだけが続く場合があって厄介です(慢性痛)。 手術の種類によっても異なりますが、ある一定の割合で慢性痛が残ることがありますので、手術中や手術の直後から鎮痛対策を行うことが大切です。
手術跡 硬い いつまで?
圧迫が可能な部位では、きずあとを圧迫しておくのもよいです。 その後半年ほど経過すると成熟期に入り、赤みもおさまってきて、硬かったきずあとも柔らかくなってきます。 痒みなどの症状もほとんどなくなります。 きずあと部分の緊張が強い場合や、可動部などではもう少し時間がかかることもあります。
創部痛 いつまで?
術後痛は手術直後が最も痛く、安静時の痛みは1-5日程度で軽減していきます。 しかし、体の動きによって創が動くと痛みは増強します。 これを体動時の痛みと呼びますが、この痛みは安静時の痛みが軽減した後も、一般的に数日間続きます。