10 дек. 2013 г. · 上の血圧は「収縮期血圧」といい、心臓が収縮したときの血圧です。下の血圧は「拡張期血圧」といい、心臓が拡張したときの血圧です。
収縮期血圧と拡張期血圧 どっち?
上の血圧は「収縮期血圧」といい、心臓が収縮したときの血圧です。 下の血圧は「拡張期血圧」といい、心臓が拡張したときの血圧です。 心臓は、縮んだりふくらんだりしてポンプのように動くことで、血液を全身に送り出しています。 心臓が収縮すると中の血液が大動脈に流れ込み、そこから全身に送り出されます。
収縮期血圧 上下どっち?
心臓が収縮して血液を送り出す時に太い血管にかかる圧力が収縮期血圧、俗にいう「上の血圧」です。 逆に下の血圧(拡張期血圧)とは心臓が拡張して緩み、血液を太い血管に送り出していない状態の時の血圧です。 下の血圧が高くなる原因は、心臓から遠い細い血管(末梢血管)が動脈硬化により硬くなって流れにくくなるために起きます。
血圧 上 下 どちらがだいじ?
現在の血圧治療の基本は、自宅等での安静時に上の血圧が130、下の血圧が80を切る事です。 糖尿病や心臓病や大血管の病気をお持ちの方はこれより、上が120、下が70を目標にする事が多いです。
血圧 拡張どっち?
どちらも重要です。 収縮期血圧または拡張期血圧が高ければどちらも高血圧症です。 血圧が高ければ心血管系の病気、すなわち脳卒中や冠動脈疾患などになる確率が高くなります。 従って日本高血圧学会のガイドラインでは収縮期血圧、拡張期血圧の両者またはいずれかでも高ければ高血圧症として治療の対象になるとしています。