震えは運動神経の異常が生じて起こる 震えは、運動神経に異常が生じたことによって起こります。 たとえば冬など寒い季節、身体を伸ばすための筋肉と曲げるための筋肉が一緒に収縮すると、震えが起こります。 またこの2つの筋肉が交互に収縮したときも、同様に震えが起こります。
手足の震え なぜ?
1つは寒さにあったときに起こるふるえで、からだを伸ばすときに使う筋肉(伸筋)群と、からだを曲げるときに使う筋肉(屈筋群)が同時に収縮(縮む)するのが原因です。 医学では、このふるえを戦慄といいます。 もう1つは、伸筋と屈筋が交互に収縮するためのふるえで、医学では、振戦といいます。
何もしてなくても手が震える?
無意識に手が震える本態性振戦が原因です。 精神的なストレスや緊張等により交感神経が過剰に興奮して機能が活性化されると、筋肉の収縮と弛緩の速度が合い、振動の幅が広がります。 結果として、震えとして感じるようになると考えられています。 ストレスが限界に達した時に出る症状|心の限界サインをチェック。
何かをしようとすると手が震える?
緊張したり力を入れすぎたときには誰でも手がふるえることがあります。 これは病気ではありませんが、筋肉を動かすときに働く交感神経の状態が影響していると考えられています。 ふだんは何ともないのに、何かしようとすると手がふるえて日常生活に支障が出て精神的な苦痛を感じる、そのような場合は治療の対象になってきます。
手の震え 10代 何科?
神経内科を受診して下さい。 本態性振戦は基本的に悪い病気ではありませんが、見かけがわるいと気になったり、ふるえがひどくて日常生活に不便がある場合は薬による治療を行います。