最近ではクリニカルパスが導入され,術後の経口摂取再開は各病院の独自の基準によることが多い。 一般的には,術前の全身状態が良好で,麻酔時間の短い開腹以外の手術であれば,2~6時間後に飲水を開始し,翌朝より摂食開始としている施設が多い。 1 мая 2011 г.
術後 飲食 いつから?
術後3~5日目から流動食や三分粥食を開始し、段階的に食事形態を上げます。 大腸の手術をした場合、術後1カ月くらいまでは腸の働きが不安定で癒着しやすく、腸閉塞が起こりやすい状況です。 腸の働きが安定するまでの間は、食物繊維の少ない、消化の良い食事を摂ることが薦められます。
術後 経口摂取 なぜ?
流動食から始めなくても合併症の発生率は同じ ERASでは、栄養管理に関しては、術後早期に積極的に経口摂取を促すことが、腸管機能の早期回復と吻合部の創傷治癒促進による縫合不全の減少につながるとされています。
術後 腸蠕動音 いつから?
術後は術中の腸管への刺激による腸蠕動の低下や麻酔の影響などにより、術直後~4日目ごろまで高い確率で腹部膨満がみられます。 この間は腸音も微弱で、排ガスもほとんどありません。 また、腹痛や軽度の悪心を訴えられることもあります。 術後4日目ごろを過ぎると腸蠕動が徐々に回復し、排ガス・排便があることで腹部膨満は解消します。
術後 飲水 いつから?
消化管の閉塞や蠕動麻痺がないかを確認 術後患者の悪心・嘔吐・腹部膨満などの症状に注意し、特に問題がなければ、術翌日に飲水の開始から始めます。 さらに食事開始は、患者の症状だけでなく腹部の状態をよく観察することが重要となります。