水は流れるスピードが速いため、飲み込みの反射が起きる前に気道へ入り込むと、「むせ」が起こります。 水分を摂取するとむせる原因は、前述した食物を食べるとむせる原因と同じですが、水分摂取時に特に強く「むせ」が認められる場合には、口の中で食べ物の保持不良などのほかに、耳鼻咽喉科領域である声門の閉鎖不全が原因の場合もあります。
食事中 むせるのはなぜ?
しかし、時には間違えて食べ物が気管を通ってしまう場合があります。 その時、体が危険を察知して勢いよく空気を吐き出し、食べ物を外に排出させようとします。 これが、「むせ」の正体です。
むせてしまうってどうしてなるの?
食べ物が呼吸をするための管やその先の肺に入ってしまうと、息ができなくなったり、肺炎になったりするため、勢いよく空気を吐き出して食べ物を外に出そうとします。 この勢いよく空気を吐き出すのが「むせ」です。
酢でむせるのはなぜ?
酢の原料 一歩手前は酒で、酢酸菌がお酒を食べて酢に変えるという。 この酢酸菌がむせる素になっているのだという。 酢に含まれる酢酸は揮発性が高い物質で、酢を口に入れると酢酸が揮発して気管内に張り付いてむせるのだという。
食後 痰が絡む なぜ?
食事中や食後に話をすると痰が絡んだような声になる。 これは飲み込む力が弱く、喉に食べ物が残っているために起こることです。