実際に国民からどれだけの税金を集めて,どのように使うのかは,選挙で選ばれた国民の代表者である国 会議員が,国会で話し合って決めます。 内閣では,1年間(4月∼翌年3月)に国に入るお金(国の収入)と,国の仕事に必要なお金(国の支出)と を計算して,何にいくら必要になるのかという予算案を立て,国会に提出します。
地方税法 誰が決める?
税金の使いみちを決める人は、税金が納められた所によって違うんだ。 国に納められた国税は国会で、県に納められた県税は県の議会で、市に納められた市税は市の議会で、それぞれの議員さんたちによって話し合われるのさ。
国の予算は誰が決めるのか?
国の予算は、内閣が作成しますが、国会の議決に基づかなければ使うことができません。 内閣は、会計年度(4月1日から翌年3月31日まで)ごとに、収入と支出の見積りである予算を作成し、国会に提出します。 予算の審議は、衆議院、参議院の順で行われ、国民の生活に役立つことに支出されるかどうかなどを検討し、議決します。
なぜ税金を納めるのか?
私 たちが 納 めた 税金 は、 国民 の「 健康 で 豊 かな 生活 」を 実現 するために、 国 や 地方公共団体 が 行 う 活動 の 財源 となるのです。 私 たちは 一人 では 生 きていけません。 税 は、 私 たちが 社会 で 生活 していくための、いわば「 会費 」といえるでしょう。
税金 管理 誰?
納税管理人とは、確定申告書の提出や各種税金納付等を非居住者(日本国内に住所を有しない者)に代わって行う人のことです。 なお、納税管理人を定めたとき又は出国の日までに税務署に届出書を提出する必要があります(所得税法127条、130条、国税通則法117条)。