いつまで治療をするのですか。 特発性中枢性思春期早発症の治療の目的は、早期に二次性徴がくることの心理社会的問題の解決と成人身長の正常化にあります。 したがって、少なくとも通常の思春期の開始年齢までは治療を続けます。
思春期早発症の治療期間は?
よくみられる特発性中枢性思春期早発症では、LH-RHアナログというお薬を使い、通常は注射による治療で、おおむね4週間に1回、病院で薬の注射を行います。
思春期早発症 何歳から?
思春期早発症 思春期早発症は、二次性徴が異常に早く出現した状態です。 正常小児における二次性徴の開始年齢は男子では10歳から13歳、女子では8歳から12歳頃であるので、それより前に二次性徴が見られるときは思春期早発症の可能性が高いことになります。
思春期早発症の治療法は?
「特発性中枢性思春期早発症」の治療には薬物療法が中心となります。 治療の基礎として使われる薬は、Gn- RH(LH-RH)アゴニストという薬剤です。 この薬は、4週に1回の注射などで、ゴナドトロピンの分泌を抑制し、性ホルモンの合成・分泌を抑制する働きをします(右図参照)。
思春期早発症 何科を受診?
一方、腫瘍などによる思春期早発症は、腫瘍の摘出などその原因に対する治療が基本となります。 これらは小児外科や小児科での治療となります。