水というと飲み水を連想しがちですが、全体の使用量からみると、その割合はほんのわずかにすぎません。 その内訳は、お風呂がもっとも多く全体の40パーセント。 次いでトイレ21パーセント、炊事18パーセント、洗濯15パーセントとなっており、これらで1日の使用量の9割以上を占めています。
水をどのように利用しているのか?
水は、私たちの飲み水や炊事、洗濯、風呂、水洗トイレなどの日常生活で使われるほか、農業、工業、水力発電など幅広い分野の産業で使われており、私たちの暮らしを支えています。
ダムの水は何に使うの?
ダムには、1)洪水調節機能、2)河川維持流量の供給(舟運、漁業、地下水の維持等を正常に維持するための流量)、3)利水補給(上水、農業用水、工業用水等)、4)発電、などの機能があり、その用途に応じてダムの建設・運用がなされています。
川の水が私たちの暮らしにどのように利用されているか?
川の水を浄水場で殺菌したり、ゴミなどを取りのぞいて、それぞれの家へ送られるのが上水道。 きれいな沢から水を取り入れ、そのまま家庭へ配水しているのが簡易水道。
日本の水の使い道は?
家庭用水の使い方は、トイレ(約28%)、風呂(約24%)、炊事(約23%)、洗濯(約16%)といった洗浄を目的とするものが大部分を占めています。