ウジ虫は、死体や生ゴミの存在を嗅ぎつけると、即座に発生します。 親バエが死体やゴミに卵を生むと、孵化までの時間は半日~数日程度。 そこから蛹を経て成虫になるまでの時間はわずか2週間ほどしかかかりません。
ウジ虫何日で?
ちなみに、ハエの子どもはコバエではなく、蛆(うじ)です。 気温が20℃のとき、イエバエの卵期間は約1日、幼虫期間は約9日、蛹期間は約10日。 気温が5℃上がり25℃になると、幼虫期間と蛹期間はそれぞれ約6.5日。 さらに5℃上がり30℃になると、幼虫期間と蛹期間はそれぞれ約4.5日と、その繁殖スピードは加速します。
孤独死 ウジ虫 どこから?
ハエには、好物の匂いで部屋のちょっとした隙間などから侵入します。 ハエの成虫が死体に卵を産み付け、その卵が孵化してウジ虫になるのです。 死体からウジ虫がわいているのではなく、ハエが集まってきたことによりウジ虫が発生します。
はえたまごうか いつ?
ハエは成長速度が速い 卵は産みつけられてから1~3日で孵化します。 幼虫はいわゆるウジ虫で、約1週間後にはサナギになります。 それから4~5日後に成虫になり、4~5日以内には産卵を開始するのです。 ハエの寿命は約1カ月ですが、その間に約500個の卵は産むといわれています。
どうしてうじがわくのか?
ウジ虫はハエの幼虫であるため、ハエが寄ってくる場所に発生します。 生ゴミや動物の死骸などを長期間放置しておくと、ハエがエサを求めてやってきてその場に卵を産みます。 ハエの卵が孵化してウジ虫が発生し、成長することでまた卵を産む、という繰り返しです。