すぐに消化されて苦しさがなくなるようなら心配はないのですが、そんなにたくさん食べてもいないのにお腹が張ったり、あるいは食事と関係なくお腹が張ったりする場合には、大きな病気が隠れていることがあります。 腹痛や便秘を伴う場合は、胃腸の働きが弱って消化不良を起こしているのかもしれません。
そんなに食べてないのに胃が苦しい?
食べすぎていないのに胃がもたれる、みぞおちがキリキリ痛む、食べ始めるとすぐにお腹がいっぱいに…。 そんな不快な症状が慢性的に続いているようなら、それは機能性ディスペプシア(FD=functional-dyspepsia)かもしれません。 内視鏡などで胃を検査しても、特に異常は見あたらない。
お腹が張って苦しいのはなぜ?
「お腹が張って苦しい」、「お腹が重い」、「お腹がゴロゴロする」などの消化管にガスがたまって生じるものと、「胃が重苦しい」、「胃に不快感がある」など胃の運動機能が低下して起こる胃部膨満感です。 その他、液体貯留(腹水)、腹腔内の炎症・腫瘍、妊娠が原因で腹部膨満感がみられる場合があります。
何も食べてないのに胃が痛い?
空腹時の胃痛は、胃酸が胃壁を刺激して起こる痛みである可能性が高いです。 食べると症状が軽くなるのは、食事によって胃液が薄まるためと考えられます。 胃酸は強い酸性であり、食べ物を消化する働きがあります。 通常は、胃そのものが胃酸で溶かされないように、粘液を分泌したりすることで胃自身を守っています。
お腹すいてるけど何も食べたくない?
空腹なのに食欲がないのはストレスのせい? 食欲不振は、ストレスが原因の場合もあります。 食べ物の消化吸収は、副交感神経が優位な状態のときに促進されます。 「空腹なのに食欲がわかない」という症状は、ストレスによって交感神経が過度に刺激されている可能性があります。