近年では早期社会復帰を目指し手術を行うケースが増えています。 手術をしてもしなくても骨がつくまでには最低4~12週を要しますが、鎖骨骨折の治療期間中は全く腕を動かしてはいけないというわけでなく、無理のない範囲で日常動作など適度な動作は行うようにします。
鎖骨骨折は全治何ヶ月?
保存療法をおこなった場合 ずれのない骨折では骨折してから約2-3か月で骨がつきます。 ずれのある骨折では、骨折してから約3か月では、骨がついていないことが多く、半年ほどかかるような場合もあります。 手術・保存どちらの治療でもリハビリは必要です。
鎖骨骨折 全治何週間?
固定期間は乳幼児では2~3週間、小中学生では4~6週間程度で、低年齢児ほど短くてすみます。 しかし成人では骨折部の短縮や粉砕が強いと骨がつかない(偽関節)で痛みや不安定感を生じたり、たとえ骨がついても短縮し変形が残ったままだと痛みや運動制限などの機能障害を生じるおそれがあるため、手術療法を行った方がいい場合もあります。
肩の骨折 全治何ヶ月?
一般には、6週間程度(長くても3カ月程度)で治癒するとされており、後遺障害までには至らず回復することが多いとされています。 しかし、変形が著しい場合や、疼痛が残存した場合、鎖骨など他の部位の骨折と合併して機能障害が残存した場合には、後遺障害が認定される可能性があります。
鎖骨骨折リハビリはいつから?
リハビリテーション 骨折早期は患部の転位を防ぐための鎖骨バンドによる安静固定が重要です。 患部の安定を認める3週経過あたりから、肩関節の後遺症予防のための運動療法を開始します。