心因性発熱とは、主にストレスによって起こる発熱を指します。 過度のストレスで交感神経が活発になると、「熱を発生させる細胞」に刺激が加わり、一時的に発熱する場合があります。 心因性発熱の場合、一晩で熱が下がったり、高熱を繰り返したりします。
ストレス熱どれくらい続く?
ストレスを感じる状況になると一時的に高熱が出て、24時間以内に下がります。 慢性的なストレスによって、数か月間微熱が続き、ストレスがなくなっても、平熱に戻るまで時間を要します。 心因性発熱には、風邪薬や解熱剤は効きません。
緊張すると体温は上がりますか?
ストレスを感じたり、緊張すると心臓がドキドキし、体温が上昇します。
どうして熱が出るのか?
発熱しているのは身体の中で免疫細胞がウイルスと戦っている証拠です。 体温を上げて免疫を活性化させ、ウイルスへの攻撃力を高めているのです。 通常は、私たちの身体は37℃前後に保たれています。 これは、脳にある視床下部が設定した温度(これをセットポイントと言います。)
ストレス性高体温症 何科?
心因性発熱は心理社会的ストレスで引き起こされる体温上昇という身体反応、つまり心身症です。 心身症の治療を専門とする心療内科で治療を受けることをお勧めします。 ただし精神疾患が併存している場合は、精神科での治療を優先した方がよい場合があります。