中でも三大有害物質と言われるのが、ニコチン、タール、一酸化炭素で、これらの成分により、さまざまながんを発症するリスクが高まります。 肺がんによる死亡の危険性はノンスモーカーの約4.5倍、咽頭がんは約32.5倍にも及ぶということが分かっています。 また、たばこの害はがんの発症だけでなく、心臓や血管系にも影響を及ぼします。
タバコ どれだけ害?
たばこは、肺がんをはじめとして喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、膵がんなど多くのがんや、虚血性心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、歯周疾患など多くの疾患、低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子である1)-7)。
喫煙者 平均何本?
1 日あたりの喫煙本数の平均値は,全国総数では 19.8 本,男性 21.5 本,女性 14.6 本と報告されている。
タバコ どれくらい体に悪い?
タバコによる身体への影響 タバコを吸い続けることで様々な病気を発症する危険性が高くなります(がん・高血圧・ぜんそく・胃潰瘍・骨粗しょう症・脳卒中・肺炎・心筋梗塞・慢性閉塞性肺疾患(COPD)など)。
タバコ 有害物質 どこまで?
タバコの臭いと発がん物質は最低半径〇mまで届く !? 「風のない状態で、タバコの煙の粉じんと発がん物質(約60種類)が、どこまで届くか」という実験で、最低7m届くという結果が出ました。 風があ り、喫煙者が数人かたまっている状態では、その2~3倍の広さに煙が届くことになります。