タバコを吸い終わってから3時間程度経つと、母乳中のニコチン濃度はかなり低下することがわかっています(図3)。 授乳中の母親も妊婦と同様、禁煙すべきであることは言うまでもありませんが、どうしても禁煙できない場合は、タバコを吸い終わって3時間以上経ってから授乳するように配慮することが現実的と考えられます。
出産後 いつからタバコ?
好き嫌い別れるタバコ。 妊娠出産を機に禁煙したが産後喫煙を再開したママは、喫煙経験のあるママの15 %に当たる121名でした。 そのうちの54.5%が、産後に喫煙を再開した時期について【産後3ヶ月以内】と回答。 産後1年未満までに再開した人は全体の78.5%にのぼりました。
授乳 タバコ 何本?
厚生省の公衆衛生審議会に設けられた「喫煙と健康問題に関する委員会」の報告によりますと、タバコを吸う母親の母乳に出てくるニコチン量は、たとえば 1~4本では母乳1リットル中に0.12mgなのに、5~10本では、0.22mg、11本以上では0.44mgと、本数が増えるとニコチン量も増えるというデータがあります。
授乳中 タバコ どうなる?
授乳期間中の母親が喫煙すると、血液中の母乳分泌ホルモンが減り、母乳のでる期間が短くなります。 ニコチンは母乳中にも含まれます。 1日20本以上吸う母親の母乳を飲んでいた乳児が慢性ニコチン中毒となり、不眠、嘔吐、下痢などの症状が現れたという報告があります。 赤ちゃんもニコチンの味のするおっぱいを飲みたくないと思います。
アイコス 授乳 何時間?
1日2〜3本程度です。 吸った後は3時間は授乳しないようにはしています。