妊娠5カ月目ころから、おなかの赤ちゃんの神経回路や聴覚が発達して、だんだん外の音が聞こえるようになります。 おなかの赤ちゃんは、ママの声やママの心臓の音、血流の音をよく聞いて、「ママの音だ」と認識するようになります。
赤ちゃん 耳聞こえる 何週?
実は、胎児の聴覚は妊娠24週頃になれば働き始めます(*3)。 ですから、生まれる前に耳にした音を赤ちゃんが覚えていたとしても、何の不思議もありません。 ただ、実際に胎児が置かれている状況を考えてみると、声や言語は私たちが普段耳にしているのとは、かなり違ったふうに聞こえていると思われます。
耳の形成 胎児 いつ?
赤ちゃんの耳は妊娠6週頃から三半規管や外耳、中耳といった聴覚の形成が始まり、妊娠4ヶ月くらいには音を捉えるための脳の機能も発達していきます。 この頃から脳の「海馬」という部分も発達し、耳で聞いた音を記憶することができるようになっていきます。
お腹の中の赤ちゃん いつから声聞こえる?
耳の形は妊娠4週くらいからできてくるといわれています。 その後、鼓膜がある「中耳」ができてきて、妊娠20週くらいになると、ママの心音や血液が流れる音を聞くことができますよ。 そして、妊娠28週を過ぎると、お腹の外の世界のママの声や料理をしているときの音、音楽などが聞こえるようになります。
耳はいつできる?
耳や目、口(舌)など、おなかの赤ちゃんの感覚器官は、形としては妊娠10週に満たないうちにできてきます。 しかしそれらの器官が機能をもつのは、だいたい20週から25週にかけて。 各器官の神経ができあがり、それが脳と結ばれるころです。 そのあいだ、これらの器官は一度閉じます。