排卵日の3日前から排卵後2日ほどは妊娠しやすいと覚えておきましょう。 タイミング療法では、排卵日を正確に予想し、タイミングよく性行為を行うことで妊娠の確率を増やすことができます。 不妊治療のなかでも、肉体的、金銭的な負担の少ない治療の方法です。 排卵周期が一定の人であれば、「排卵日」から次の月経まで14日かかります。
何日おきにタイミング?
よくネットや雑誌には、排卵周辺で1日おきにタイミングを取るのが良いと書いてありますが、実は毎日の方が妊娠率は高くなります。 できる、できないはともかく、排卵前から3日間連続して夫婦生活をもつことが鉄板です。
タイミング法 月何回?
治療期間の目安は、明らかな不妊症の原因のない方で約6ヶ月です。 1ヶ月に1回タイミング法を行うとして、おおよそ6回目までに、タイミング法で妊娠可能なカップルは妊娠し卒業されていきます。 よって、6回目となる6ヶ月以降は、タイミング法で妊娠することの難しいカップルの割合が多くなるため、妊娠率が低下していきます。
タイミング法 何する?
タイミング療法とは、「最も妊娠しやすいタイミングに性交渉を行う」方法です。 基礎体温や超音波検査、尿中LH検査などを参考にしながら排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングをアドバイスします。 もっとも自然な妊娠に近く、お二人にとって負担の少ない不妊治療のファーストチョイスです。
タイミング指導 いつ?
タイミング法 診察の流れ 月経周期10日目~12日目(排卵の2~3日前)に受診してください。 超音波検査(エコー検査)にて卵胞モニターを行います。 卵胞がどの程度まで発育しているかや、尿中の黄体形成ホルモン(LH)測定、頚管粘液検査などを検査することで、排卵日を予想します。