外套腔の入り口付近の外套膜の縁辺部は襟(collar)と呼ばれます。 イカ類やオウムガイ類では外套膜は体の外側を取り囲んでおり、外套腔の出入り口は背側にも腹側にも存在します。 一方、タコ類の外套膜は背中側で頭部の表面と癒合しており、両者の境界線が見られません。
外套膜 どこ?
外套膜(がいとうまく)は、軟体動物に見られる器官である。 これは背側で内臓を覆う体壁であり、多くの種ではこの器官の表皮から炭酸カルシウム(石灰などに使用)を分泌して貝殻を作り出す。
外套膜を持つ無脊椎動物をなんという?
軟体動物の最大の特徴は、内臓が外套膜(がいとうまく)という膜につつまれているということです。 イカやタコなどを想像してもらえればわかりやすいと思います。
外套膜はなんのためにあるのか?
ところで、イカやタコの胴体(イカではリングの部分)は外套膜という器官ですが、これは軟体動物に特有の器官で、貝殻をもった軟体動物では、貝殻の裏打ちをするという重要な役割を果たしています。
イカの内臓を包む膜は?
外套膜【がいとうまく】 外套とも。 軟体動物の内臓を包む膜で,体表が薄く張り出したもの。 斧足(ふそく)類では左右1枚ずつあり,それぞれ腹縁から殻を分泌。 腹足類では円筒状で内臓のねじれに応じた殻を分泌する。