玉ねぎを切ったときに涙が出るのも硫化アリルの影響で、玉ねぎを切ると細胞膜が破れ、気化した硫化アリルが目や鼻の粘膜を刺激することで涙が出ます。 硫化アリルには、血液の凝固を防ぎ、血栓を予防する働きがあるので、血液をサラサラにしてくれる効果があります。
玉ねぎは血液サラサラにしますか?
新玉ねぎの栄養で最も注目したいのが、辛み成分である「硫化アリル」です。 硫化アリルには、血液の凝固を抑制して血液をサラサラにする、血栓や動脈硬化を予防する、慢性疲労・肉体疲労を回復させるといった効果があります。
玉ねぎ 鼻水 なぜ?
玉ねぎを切ることで、玉ねぎの細胞は壊れます。 すると、中に含まれる『硫化アリル』が気化し始め、空気中へと放出されるのです。 空気中を漂っている『硫化アリル』は、催涙成分である為、目や鼻に入ると涙や鼻水を出させることとなるのです。
玉ねぎを毎日食べるとどうなる?
口臭への影響のほかにも、アリシンには強い殺菌作用があることから玉ねぎを過剰摂取してしまうことで、胃や腸などが強い刺激を受けることが懸念されます。 結果として下痢や腹痛、吐き気や頭痛を引き起こし体に悪影響を及ぼしてしまう危険性も。
血液をサラサラにする食べ物は何?
お酢や梅干し、レモンなどの柑橘類に含まれる「クエン酸」は、血液の酸化を抑制し、血行を良くする効果が期待できます。 また、サンマやイワシ、サバなどの青魚に含まれる「EPA」には、血液をサラサラにする作用があります。 血栓や脂質異常を予防する働きも期待できるので、積極的に摂取したい食べ物と言えます。