ぜにたむしとは、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に増殖して起こる感染症です。 動物との接触や格闘技などの身体接触が多いスポーツによる感染、本人の水虫などが原因で起こります。 体や腕、脚などに、かゆみを伴い環状に赤く盛り上がる特徴的な発疹が現れます。 皮膚の清潔を保つことが大切です。
たむしはどこにできるの?
太ももの内側など、皮膚がこすれやすい部分を中心に発症し、左右両側に生じることもあります。 性器周辺や下腹部、臀部などへ広がることもあります。 通常、陰嚢にはあまり起こりません。 強いかゆみを伴うことが多く、痛みを感じることもあります。
白癬は何感染?
感染が成立するには、白癬菌が自分の皮膚に付着し、そこで増殖する必要があります。 まず、付着する経路としましては、すでに白癬菌を持っている人との接触感染、特に日常環境の物などを介して間接的に接触して自分の皮膚に付着するケースが最も多いと思われます。
手白癬 なぜ?
原因 手白癬は、 白癬菌 はくせんきん というカビ(真菌)の一種が皮膚の外側の層に感染、増殖して起こります。 足白癬(水虫)の原因となるカビと同じ種類の病原体です。 白癬菌は、菌に感染した人や動物、白癬菌が付着したものに手で直接触れることで感染します。
たむしはどれぐらいで治る?
股部白癬(いんきんたむし)では2週間、足白癬では4週間以上外用します。