体づくりに必要なタンパク質が不足すると、筋肉内のタンパク質を使わざるを得ません。 エネルギー源が筋肉になるため、結果的に筋肉量や筋力の低下につながります。 運動機能や活動量が低下し、階段の登り降りがきつい、食べ物を噛む力が弱まるなど、日常生活にも支障が出る恐れがあります。
タンパク質不足 何が食べたくなる?
タンパク質が不足するとセロトニンという脳内物質も不足し、体が糖度の高いものを欲するのです。 こういう時はタンパク質を補ってあげることが必要豆乳や大豆製品を摂ったり、赤身のお肉やささみを食べるのもおすすめです。
タンパク質 なぜ重要?
体はタンパク質でできている 皮膚や髪の毛、筋肉などを形成し、ホルモンや免疫物質などの調整機能をつくる材料にもなっています。 タンパク質は、人が生きていく上で欠かせないものですが、特に子供の成長にとってたいへん重要な栄養素で、体を作りあげるだけでなく脳の発達にも大きな影響を及ぼします。
摂取カロリーが足りないとどうなる?
特にたんぱく質やカロリーの摂取が不足すると、筋力が落ちてからだの機能が低下し、活力をもって毎日を過ごせなくなり、さらに食欲が落ちて低栄養が進むという悪循環に陥ってしまいます。 そのため、低栄養に早めに気づけるよう心がけるとともに、栄養バランスのよい食事をおいしく摂れるように工夫することが大切です。
タンパク質 どんな働き?
筋肉、内臓、皮膚、髪、骨、歯、腱や髄など、およそ体のどの部分をとってもタンパク質が存在します。 血液やリンパ液などの体液、体の機能を調節するホルモン、食べ物の消化・吸収をはじめ体内の化学反応に不可欠な酵素、光や味、匂いなどの刺激を受け取るレセプターなど、すべての生命現象はタンパク質が中心となります。