タンパク質はアミノ酸が集まってできている タンパク質は、アミノ酸が多数つながって構成されている高分子化合物です。 自然界に数百種類あるアミノ酸のうち、タンパク質を構成するアミノ酸は20種類。 実は、ヒトだけでなく、細菌やウイルスを含めたさまざまな生き物のタンパク質は、20種類のアミノ酸で構成されているのです。
タンパク質は何になる?
このタンパク質によって筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行い、そしてタンパク質は微量ではありますが、エネルギーが消費される際に、アミノ酸としてその一部にもなります。
タンパク質の組成は?
組成 タンパク質は炭素、酸素、窒素、水素(重量比順)を必ず含む。 どのようなアミノ酸から構成されているかによって、組成比は多少異なる。 しかしながら、生体材料においては窒素の重量比が16%前後の値をとることが多いため、窒素量Nの6.3倍を粗蛋白量と定義する。
タンパク質の使い道は?
筋肉、内臓、皮膚、髪、骨、歯、腱や髄など、およそ体のどの部分をとってもタンパク質が存在します。 血液やリンパ液などの体液、体の機能を調節するホルモン、食べ物の消化・吸収をはじめ体内の化学反応に不可欠な酵素、光や味、匂いなどの刺激を受け取るレセプターなど、すべての生命現象はタンパク質が中心となります。
タンパク質の多い食べ物は何でしょう?
高タンパク質の食材といえば、肉・魚・卵・乳・大豆製品が代表的です。 しかし、これらの中には高エネルギーなものも含まれています。 まずは、食品群ごとに低エネルギーなものと高エネルギーなものに分類して紹介します。 牛肉や豚肉の部位ではロースやサーロイン、バラは脂質が高く、エネルギー量が増えます。