疼痛(痛み)とは、「からだに傷をおったときに感じるいやな感覚やつらい気持ち」のことです。 疼痛の情報は、脳の感覚にかかわる部分と、感情にかかわる部分に送られ、痛みをやわらげる命令を出す部分にも届けられます。 痛みは急性疼痛と慢性疼痛、体性痛と内臓痛などに分けられます。
神経障害性疼痛 どんな痛み?
神経障害性疼痛とは、灼熱痛またはチクチク感を感じたり、触覚や低温に過敏になったりすることです。 ときに痛みは深くうずくように感じられます。 触覚は非常に敏感になります。 軽く触れられただけで痛みを感じることもあります。
痛いのは何でですか?
切り傷や火傷、打撲などにより身体が刺激を受けると、「身体が傷ついた」という情報が発生します。 その情報は電気信号に変換され、神経を伝って脳に届きます。 脳がその情報を認識して初めて、「痛い」と感じるのです。 通常は、痛みの原因となったケガが治ると、痛みも消えていきます。
疼痛時とはどんな時?
疼痛の定義・意味とは 医学用語では痛みのことを『疼痛(とうつう)』と表します。 国際疼痛学会では疼痛を“実際に何らかの組織損傷が起こったとき、あるいは組織損傷が起こりそうなとき、あるいはそのような損傷の際に表現されるような、不快な感覚体験および情動体験”(*)と定義しています。
神経障害性疼痛 どうなる?
慢性疼痛(神経障害性疼痛)の主な症状 自律神経徴候(睡眠障害、食欲減退、味覚減退、体重減少など)をしばしば引き起こします。 持続的な痛みがあることで、抑うつや不安を引き起こし、日常の活動を妨げる可能性があります。 痛みのことばかり意識して不活発になり、引きこもりに陥ったり、健康状態ばかり気にしたりするようになります。