Q2:てんかんを疑ったらどの病院の何科を受診すればよいですか? A:一般的にこどもなら小児科、思春期を過ぎたら神経内科・脳外科・精神科ですが、いずれの場合も、てんかん専門医あるいは神経、精神系の専門医のいる施設の受診をお勧めいたします。
抗てんかん薬 何科?
てんかんを疑った場合は、脳神経内科(神経内科)、脳神経外科、内科、精神科、小児科(子供であれば) の医師が在籍する医療機関を受診することが望ましいです。 治療は抗てんかん薬による薬物療法が中心となり、数年以上にわたって続けていただくことが多いです。
けいれん発作 何科?
発作は通常、約5分以内に自然に止まりますので、発作を目撃してもあわてる必要はありません。 患者さんやご家族から聴いた発作に関する情報、脳波、MRIなどの検査で診断します。 あらゆる年齢で発症する可能性がある病気で、子供のてんかんは小児科、大人のてんかんは脳神経内科、脳神経外科、精神科で診療を行っています。
てんかんの受診タイミングは?
てんかんの患者様であっても、いつもと違う発作、発熱や麻痺などいつもと違う症状を伴っていたり、発作は止まっても意識が戻らないなどの場合は救急車で受診する必要があります。
てんかんはどのくらいでなおるのか?
通常成人になるまでに完全に治ります。 大部分は成人になるまでに治り、特に全身けいれんなどの発作がないものほど治りやすいことが知られています。 80%は薬で発作を抑えることが可能です。 抗てんかん薬によって症状を抑えることが可能ですが、薬を中止すると5年以内の再発率が75〜100%といわれています。