気管支の拡張、呼吸中枢の刺激などの作用により、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫による咳や痰がからむ、息苦しいなどの諸症状を改善します。 通常、気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の治療に用いられます。
テオフィリン どんな薬?
テオフィリンは気管支喘息の治療に長い間使用されてきた薬で、現在でも日本では多くの患者に投与されています。 その理由は、気管支拡張作用は勿論ですが、低濃度でも抗炎症作用もあるということで、喘息の急性期治療薬としてだけでなく長期管理薬(コントローラー)として使用されてきたからです。
テオフィリン徐放錠の用法は?
用法用量 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤2錠)を、小児1回100〜200mg(本剤1〜2錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。 また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤4錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。 なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
テオフィリン徐放錠の副作用は?
主な副作用として、頭痛、不眠、めまい、振戦(手足のふるえ)、動悸、不整脈、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、消化不良(胸やけなど)、貧血などが報告されています。 このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
テオフィリン いつ飲む?
通常、テオフィリンとして、成人1回200mgを、小児1回100~200mgを、1日2回、朝及び就寝前に経口服用する。 また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mgを、1日1回就寝前に経口服用することもできる。 なお、年齢、症状により適宜増減する。