2-1. 体力低下は何歳から起こるのか 男性は17歳ごろ、女子は14歳ごろが体力のピークですが、20歳をすぎると緩やかに衰えていきます。 しかし、体力に直結する筋肉量は、男女ともに20~40代は維持されます。
体力のピーク 何歳?
平成27年の文部科学省の体力・運動能力の加齢にともなう変化の傾向によると体力水準は男女ともに6歳から加齢にともなって向上し、男性は17歳頃、女子では14歳頃にピークに達した後、20歳以降では加齢にともなって緩やかに低下する傾向があるとしています(グラフ1、グラフ2)。
肉体の全盛期 何歳?
男子は 30~34 歳で,女子は 40~44 歳でピークに達しており,他のテスト項目に比 べピークに達する年代が遅い。 ピーク時以後は男女とも緩やかな低下傾向を示し,60 ~64 歳には,男子でピーク時の約 90%,女子で約 85%に,さらに 75~79 歳には,男 子で約 70%,女子で約 75%に低下する。
持久力 何歳から?
持久力を向上させる呼吸・循環系の発達は、11~12歳頃から一気に高まることがわかります。 そのため11歳以降に、長短の走りが入るようなトレーニングを積極的に行うと、よりサッカーに必要な持久力がついていくと言えるでしょう。
何歳になっても筋肉?
何歳から始めても、必ず筋肉はつけることができます。 何もしないと、体全体の筋肉の2/3以上を占めている下半身の筋肉量は、20代以降減少し続けます。 20代のころより50歳なら約10%、80歳なら約30%、筋肉量が減るといわれています。