私たちの身体には、たくさんの水分が含まれていて、成人男性で体重の60%、新生児で約80%が「体液」とよばれる水分でできています。 つまり、体重70kgの成人男性ならば、約42リットルもの水分を体内に蓄えていることになります。
体の中の水分の量はどのくらいか?
成人の平均的な体の水分量は、およそ60%と言われています。 体の大部分を水が占めているということが分かります。 さらに体の水分量は、年齢や性別、体のパーツによっても変わります。
水分不足 どのくらい?
それでは、1日にどれくらいの水を飲む必要があるのでしょう? 成人は呼吸、食品の消化、汗によって1日に平均1.5~2リットルの水分を失います。 活動していない間でも失っているのです。 このため、1.5~2リットルの水を補給する必要があります。
脱水症状 水分 どれくらい?
体内の水分が2%失われると運動能力が低下 体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。 3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。 そして、10%以上になると、死にいたることもあります。
水分補給 こまめに どれくらい?
一日に必要な水分量は、大人で2~2.5リットルで、通常の食事をしていれば、食物から約1リットルの水分が摂れるので、飲料としての水分摂取の目安は、一日1~1.5リットル程度です。 これらをふまえて体に吸収されやすい10℃前後の水分を、10~15分に一口か二口飲むというのが良さそうです。