カイコの幼虫は蛹になる際に頑丈な繭をつくるのだけど、その繭から取られた糸が絹糸(シルク)だ。 絹糸はフィブロインという名前のタンパク質からできていて、 .
蚕 なぜ糸を出す?
10cmほどに成長すると、食べるのをやめ、糸を出して繭を作ります。 カイコはその中で皮を脱ぎ、さなぎの姿になります。 繭は、動けないさなぎのあいだ、身を守るためのものなのです。 カイコが糸を出す様子を、ガラスの上に置いて見てみます。
蚕の糸はどこからでる?
カイコは体から糸を出して、まゆを作ります。 これがきぬ糸のもとなんです。 カイコは頭を上下にふり、体の中から糸をくり出します。
蚕はどうやって 繭を作るのか?
カイコは繭を作るために、まず丈夫で風通しの良い足場を作ります。 次に外側の足場から内側へ内側へと繭の形を作り、繭の中で繭層を厚くして 繭を完成させます。
蚕 茹でる なぜ?
繭が乾燥したままでは糸が取れにくいのと、糸口を探すために繭を茹でます。 中に蚕がいるせいか、茹でている時は独特の匂いが… ▲ 糸口発見! しっかりと掴みます。