鉄と一緒に、「ビタミンB12」を豊富に含む、のり、しじみ、あさり、鮭、いわしなどの海藻類・魚介類や、「葉酸」を豊富に含む、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜、納豆などの豆類、のりなどの海藻類を使った食事も、積極的にとるようにしましょう。
鉄分不足は何を食べればいいの?
卵や肉、魚、乳製品といったたんぱく質を多く含む食品、野菜や果物、いも類といったビタミンCを多く含む食品を同時に摂るようにしてみましょう。 鉄分だけでなく、他の栄養素も意識したバランスの良い食事を心掛けることが重要だといえますね。 胃酸の分泌が良くなることでも鉄の吸収率は上がるといわれています。
鉄分の多い食べ物は何?
動物性食品はヘム鉄を多く含みます。 そのなかでも、レバーや赤身肉など、濃い色の肉には比較的鉄が多く含まれています。 また、赤身の魚や、あさりの水煮などの貝類には鉄が多く含まれています。 豚や鶏のレバーは、1食分で1日の摂取推奨量の1/2量以上をクリアできる食品です。
鉄分が不足するとどうなりますか?
貧血とは、血液中に含まれるヘモグロビンの量が減少した状態のこと。 ヘモグロビンは、酸素を体のすみずみにまで運搬するという大切な働きをしているため、ヘモグロビンが減少すると全身が酸素不足になり、疲れやすい・めまい・動悸・息切れ・立ちくらみ・頭痛などの症状が現れます。
貧血気味の人は何を食べればいいですか?
また、マグロやカツオなどの赤身魚にも、体に吸収されやすいヘム鉄が豊富に含まれています。 お刺身などで手軽に取り入れたり、保存のきくツナ缶を活用するのもおすすめです。 また、あさりやしじみ、いわしなどはビタミンB12も豊富に含んでいるので、鉄を豊富に含む食材と合わせて食べると貧血改善効果がアップします。