精巣は6ヶ月までは自然下降が期待できますからそのまま様子を見てかまいません。 6ヶ月をこえても精巣を陰嚢内に触れない場合は治療を考える必要があります。 丁寧に診察して陰嚢内に精巣が触れるかどうかが検査としては最も重要です。
停留精巣 いつ降りてくる?
また、停留精巣と精巣腫瘍の発生には関連があることが知られています。 停留精巣があった場合、精巣腫瘍がおこるリスクは4~5倍になると報告されています。 停留精巣は、生後6カ月までであれば、自然に陰嚢内まで下降する可能性がありますが、生後6カ月を越えると、陰嚢内まで下降することはまずないといわれています。
停留精巣 いつまで?
出生時の男児において、精巣の下降が不完全で陰嚢内に触知しない状態を「停留精巣」といいます。 新生児期に5%前後にみられますが、1歳頃には1.5%前後の頻度になります。 生後6ヶ月までは自然下降が期待できると言われています。
停留精巣の手術時間は?
手術時間は片側で1時間前後です。 移動精巣で、挙上の程度が軽い場合、陰嚢の創からのみで固定術が可能なことがあります。 陰嚢内への精巣固定により精巣発達・精子形成への悪影響を回避し、正常な性発育及び妊孕性を目指します。
犬 停留精巣 いつまで?
停留睾丸と判断されるのは一般的に6か月程といわれていますが、獣医師によっても異なります。 精巣がまだ下りていない場合、陰のうへ下りるのを一定期間待つこともありますし、手術を行うのであれば腹腔内またはそ径部にとどまる精巣を切除します。 片側のみ停留睾丸の場合も多く、そのときは通常の去勢手術と共に行われます。