「トイレが近い」「トイレに行く回数が増えた」「尿が漏れる」といった症状は,本来的には泌尿器科領域の病気で見られる症状です. 近年中高年女性に慢性的に認められる頻尿や尿失禁などを来す病態に対して「過活動性膀胱」という病名が使われています.
トイレが近くなったら何の病気ですか?
多くは加齢による膀胱の筋肉の衰えや、膀胱の血流低下によって起こる「過活動膀胱」によるものです。 過活動膀胱は前立腺肥大や脳疾患などの疾患が要因となっていることもあります。 尿がたまっていないのに膀胱が活動してしまい、頻繁にトイレに行きたくなる状態です。
トイレが近い 何科を受診?
もし、明らかに水分を多く摂取しているようであれば水分摂取の調節により改善しますが、病気に関わるような場合は原因を明らかにして、その原因に応じた適切な治療や対処をする必要があります。 原因が思いあたらない場合には、泌尿器科専門医を受診することをお勧めします。
トイレが近くなるのはなぜ?
頻尿の原因には、尿が十分に溜っていないにもかかわらず排尿をしたくなる「過活動膀胱」、膀胱の知覚神経を刺激する「膀胱炎」や「尿道炎」、膀胱を圧迫してしまう「前立腺肥大」や「子宮筋腫」等のほか、心因性や神経系の異常など、様々な疾患の可能性が考えられます。
おしっこが近い どうすれば治る?
日頃から行える頻尿の対処法1利尿作用がある飲み物を控える コーヒーやビール、お茶といった利尿作用のある飲み物を飲みすぎないように注意することが大切です。 ... 2ストレスを溜めないようにする ... 3外出時にトイレの位置を確認する ... 4女性の場合は骨盤底筋を鍛える