統合失調症は精神科で扱う病気の中では最もポピュラーな疾患の一つです。
統合失調症の検査は?
統合失調症の診断・検査 患者さんの症状や経過、他の体の病気の症状の有無、服薬状況、生活歴や家族歴などを総合的にみて診断を行います。 確認のために、血液検査、CTやMRIなどの画像検査を用いることがあります。
統合失調症 どんな行動?
統合失調症は精神病症状を特徴とする病気ですが、そのような症状としては、妄想、幻覚、支離滅裂な思考や発言、奇妙な行動や不適切な行動などがあります。 精神病症状には、現実との接触の喪失がみられます。 統合失調症の人の一部では、精神(認知)機能の低下がみられ、ときに発症後ごく早期からみられます。
統合失調症 何年もかかる?
回復期前期の期間は短くて半年、長いものになると2、3年かかる場合もあります。 回復期前期の疲弊した状態が、何らかの事情でそれ以上回復しなくなり、長年にわたると、真の陰性症状ということになります。 これが、回復期前期での回復の停滞や固定化です。 ただし、陰性症状は、急性期や回復時臨界期でも見られます。
統合失調症の病気の自覚は?
統合失調症の場合には、自分自身が病気であるという自覚「病識(びょうしき)」が乏しいのです。 つまり、幻覚や妄想のような症状が病気による症状であることに自分で気づくことができません。