ドーパミンとは、脳内の神経伝達物質の一種です。 通常は、怒ったり興奮した時などにドーパミンが放出されます。 統合失調症の場合、この放出されるドーパミンの量が多いことがわかっています。 (なぜドーパミンの量が増えるのかは解っていません)ドーパミンが多いと、幻覚などの症状が出ると言われています。
体感幻覚の原因は?
体感幻覚は統合失調症やアルコール依存症、薬物依存症などで多く見られますが、レビー小体型認知症でも見られることがあります。 そのほかにも、口に何も入れていないのに「気持ち悪い味」などと言ったり、特に何もにおわないのに「変なにおいがする」と言ったりすることがあります。 これらは「幻味」や「幻臭」という幻覚症状です。
統合失調症 幻覚 どんな?
統合失調症の症状でよく知られているのが、「幻覚」と「妄想」です。 幻覚とは実際にはないものをあるように感じる知覚の異常で、中でも自分の悪口やうわさなどが聞こえてくる幻聴は、しばしば見られる症状です。
統合失調症 ドパミン なぜ?
【統合失調症の原因】 具体的には、三大神経伝達物質の1つであるドパミンという物質の作用が過剰となると、幻覚や妄想が出現しやすくなることがわかっています。 統合失調症の陽性症状のとき脳内では、ドーパミンの過剰発生が起きていると考えられています。
統合失調症 妄想 なぜ?
私たちの脳では神経伝達物質のドパミンが目や耳から受け取った情報を伝達しています。 しかし、統合失調症では部分的にドパミンの伝達が過剰になり、神経の働きが過敏になって、幻覚や妄想などの陽性症状が現れます。