統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。 そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。 統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。 陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。
統合失調症はどんな人がなる?
また統合失調症の人には一定の性格傾向があると言われております。 その性格とはおとなしい、素直、内気、控えめ、人と付き合うのが苦手、傷つきやすいなどの気質です。 これらはすべての人に当てはまるわけではありませんが、統合失調症の発症に影響があるのではないかと考えられています。
統合失調症 どんな行動?
統合失調症は精神病症状を特徴とする病気ですが、そのような症状としては、妄想、幻覚、支離滅裂な思考や発言、奇妙な行動や不適切な行動などがあります。 精神病症状には、現実との接触の喪失がみられます。 統合失調症の人の一部では、精神(認知)機能の低下がみられ、ときに発症後ごく早期からみられます。
統合失調症 放っておくとどうなる?
早期に内服を開始し、そのままお仕事に戻られる方も沢山おられます。 しかし、治療を行わないと病状が徐々に進行していきます。 こころの病気は目に見えないことが多く、自然に治るだろうと考えて放置していると、脳の神経機能が徐々に低下してしまいます。
統合失調症 何科を受診?
統合失調症は精神科で扱う病気の中では最もポピュラーな疾患の一つです。