早期に内服を開始し、そのままお仕事に戻られる方も沢山おられます。 しかし、治療を行わないと病状が徐々に進行していきます。 こころの病気は目に見えないことが多く、自然に治るだろうと考えて放置していると、脳の神経機能が徐々に低下してしまいます。
統合失調症 服薬しないとどうなる?
統合失調症は再発しやすい病気です。 症状がなくなったように思っても、服薬をやめると再発の可能性が高くなり、入院のリスクが高まることが知られています。 また、再発を繰り返すと症状が悪化し、回復しにくくなります。 主治医の指示に従って、規則正しく服薬を続けましょう。
統合失調症は治らないのですか?
統合失調症は回復する病です 統合失調症と聞くと、「精神病棟に強制入院させられる」「普通の会話もできなくなる」「一生治らない」などのイメージを持っている人もまだいるようですが、それは全くの誤解。 多くの統合失調症患者さまは回復し、症状をコントロールしながら、普通に社会生活を送っています。
統合失調症ひどくなるとどうなる?
症状の程度が強いので、強い不安、恐怖、せっぱ詰まった感じに襲われます。 コミュニケーションが障害され、幻覚妄想などのために判断力が低下します。 睡眠のリズムが乱れ、昼夜逆転となり、食欲がなくなり、ひどく痩せることもあります。
統合失調症は何年ぐらいで治るか?
回復期前期の期間は短くて半年、長いものになると2、3年かかる場合もあります。 回復期前期の疲弊した状態が、何らかの事情でそれ以上回復しなくなり、長年にわたると、真の陰性症状ということになります。 これが、回復期前期での回復の停滞や固定化です。 ただし、陰性症状は、急性期や回復時臨界期でも見られます。