瞳孔が大きく開くことによって、目に入る光の量が増えて眩しい状態が続きます。 同時に、ピントを合わせる毛様体の筋肉も麻痺するので、本や携帯の画面などの小さい文字が見えにくくなってしまいます。
瞳孔が開くとはどういう状態?
私たちが普通に生活している中では、暗い場所では多くの光を集めようとして、瞳孔が開きます。 逆に、目に入る光の量が多すぎると、目にダメージを与えてしまいます。 明るい場所では、瞳孔を小さくして目に入る光の量を抑えているのです。 私たちの身体は、このようにして周りの変化に自然に対応しているのですね。
瞳孔が開いてる なぜ?
虹彩はカメラの絞りに相当し、伸び縮みすることで瞳孔のサイズが大きくなったり、小さくなったりします。 瞳孔は、明るいところでは目に入る光の量を少なくするために閉じ、反対に暗いところでは多くの光を取り入れるために広がるのが特徴です。 また、瞳孔はその人の感情によっても大きさが変化します。
瞳孔開く検査 どれくらいでもどる?
検査用目薬をさすと15~20分ぐらいで瞳孔が開いてきます。 その状態で、眼底撮影検査や診察をさせていただきます。 ただ散瞳後瞳孔が元の状態に戻るまで、個人差がありますが4~6時間かかります。
むさんどう眼底検査とは?
無散瞳眼底検査と散瞳眼底検査 人間ドックや検診では無散瞳(瞳孔を開かず)にて眼底写真を撮り、検査を済ませることがほとんどです。 一方で散瞳(薬で瞳孔を開いた状態)すれば黄斑部(目の奥の部分)から周辺部まで眼底全体を精密に観察することができます。