私たちが普通に生活している中では、暗い場所では多くの光を集めようとして、瞳孔が開きます。 逆に、目に入る光の量が多すぎると、目にダメージを与えてしまいます。 明るい場所では、瞳孔を小さくして目に入る光の量を抑えているのです。 私たちの身体は、このようにして周りの変化に自然に対応しているのですね。 11 янв. 2017 г.
瞳孔が開くとどうなる?
瞳孔が大きく開くことによって、目に入る光の量が増えて眩しい状態が続きます。 同時に、ピントを合わせる毛様体の筋肉も麻痺するので、本や携帯の画面などの小さい文字が見えにくくなってしまいます。
瞳孔の開き具合は?
瞳孔は、暗いところでは大きく開き(散瞳)、明るいところでは小さくなります(縮瞳)。 通常、両眼の瞳孔はほぼ同じ大きさで、光にも同じように反応します。 左右の瞳孔の大きさが異なることを、瞳孔不同と呼びます。 瞳孔の大きさがあまりに異なる場合、普通の人でも見て分かることがあります。
瞳孔が開きっぱなしの原因は?
瞳孔が開きっぱなし、目が緑に見える(瞳孔が開いたままだと眼底が見えて緑っぽく見えることがあります)といった症状は、網膜の萎縮、緑内障や高血圧からの二次的な網膜障害によっても起こります。 光を感じなくなったせいで、瞳孔が反応しないという状態です。
瞳孔が開いたままの病気は?
本来瞳孔は、眼に入る光の量により閉じたり開いたりして、網膜に届く光量を調節 します。 開いたままの場合、網膜の病気(網膜剥離や進行性網膜萎縮、突発性後天性網膜変 性など)が疑われます。 また閉じたままの場合、眼に痛みがあり、反射性ぶどう膜炎 を起こしていることもありますが、神経の病気である可能性もあります。