光を入れたり、近くの物を見せたりすると収縮するはずなのに、反応しない場合は、瞳孔を調節する神経の病気です。 そのような病気に動眼神経まひとアディー緊張性瞳孔があります。 脳梗塞や脳動脈 瘤 りゅう 、脳腫瘍などで、瞳の焦点を合わせる動眼神経にまひが起き、散瞳したままになります。 19 июл. 2016 г.
瞳孔が開くとはどういうこと?
目に入った光は、視神経をとおって脳に刺激として伝わります。 すると脳は、脳から出ている動眼神経をとおして、目から入る光の量を調節する指令を出します。 その指令によって、虹彩が縮んだり、緩んだりさせることで、瞳孔の大きさは変わっています。
瞳孔が開いたままだとどうなる?
瞳孔が開きっぱなし、目が緑に見える(瞳孔が開いたままだと眼底が見えて緑っぽく見えることがあります)といった症状は、網膜の萎縮、緑内障や高血圧からの二次的な網膜障害によっても起こります。 光を感じなくなったせいで、瞳孔が反応しないという状態です。
瞳孔が開いたままの病気は?
本来瞳孔は、眼に入る光の量により閉じたり開いたりして、網膜に届く光量を調節 します。 開いたままの場合、網膜の病気(網膜剥離や進行性網膜萎縮、突発性後天性網膜変 性など)が疑われます。 また閉じたままの場合、眼に痛みがあり、反射性ぶどう膜炎 を起こしていることもありますが、神経の病気である可能性もあります。
瞳孔が小さいとどうなる?
また目を細めるとピントが合いやすくなるのと同じように、近くを見るときはピント合わせがしやすいよう瞳孔が小さくなります。 年齢を重ねると目のピント合わせの力が弱くなり近くのモノが見えにくくなりますが、同時にこの症状は強くなっていきます。 まるで年齢による見えにくさを補完しているかのようですね。