先人が失敗した同じ失敗を繰り返すこと。 単に「轍を踏む」とも言う。 前の車の車輪跡にはまり込んで、転倒する、という状況に譬えた表現。
何 の 轍を踏む?
前に行った車のわだちを、あとの車が踏んで行く。 前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返すことにいう。
同じ轍を踏む なぜ?
雅楽の1つである「安摩」の舞の後に、「咲面(わらいめん)」と「腫面(はれめん)」を付けた2人の人物が安摩の舞をわざと失敗しながら真似て演じます。 この滑稽な舞が「二の舞」です。 ここから転じて「失敗を繰り返す」という意味になりました。 また「二の舞を踏む」と使う人がいますが一般的には誤用とされています。
同じ 何々は踏まない?
「同じ轍を踏む」は「前の人や先人と同じ失敗をする」という意味の慣用句です。 「俺と同じ轍を踏むなよ」「戦前の日本と同じ轍を踏むな」といったように、「踏むな」という禁止の形で、戒めや注意を行う場面で使用されることが多いですね。
同じ過ちの類語は?
同じ過ちの類語・言い換え・同義語二の舞い覆轍同じ過ち同じ失敗同じミス同じ間違い