トリプシン(trypsin) 消化酵素の一。 膵臓 すいぞう から分泌され、腸内で活性化され、たんぱく質を加水分解してペプトンやポリペプチドにする。
トリプシン どこに分泌?
膵臓(すい臓)は胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器で、消化液を分泌する外分泌機能と、ホルモンを分泌する内分泌機能をもっています。 膵液は、膵管を通して十二指腸内へ送られます。 この膵液は糖質を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素、核酸の分解酵素を含んでいます。
トリプシノーゲン どこから?
膵臓が分泌する消化液に含まれるタンパク質分解酵素、トリプシンの不活性型前駆体タンパクで、分泌後に自己限定分解を受け活性型のトリプシンとなる。
膵液はどこから分泌されるか?
すい液のはたらき 胃で消化された食べ物が十二指腸に入ると、十二指腸からホルモンが分泌(ぶんぴつ)され、その刺激(しげき)によってすい臓からすい液が送りだされます。 すい液は、十二指腸でさまざまな栄養を分解したり、胃液で酸性になった食べ物を中和するはたらきをしています。
ペプチダーゼ どこから分泌?
膵臓から分泌される消化液. 弱アルカリ性の液で,トリプシン,キモトリプシン,カルボキシペプチダーゼ,アミラーゼ,リパーゼ,デオキシリボヌクレアーゼ,リボヌクレアーゼなど消化酵素を含む.