頭痛薬に含まれる成分には、イブプロフェンやアセトアミノフェン、アスピリン(アセチルサリチル酸)、エテンザミドなどがありますが、これらの多くは、プロスタグランジンの生成にかかわる酵素のシクロオキシゲナーゼをブロックし、痛みのメカニズムを抑えこむ働きをします。
鎮痛剤はなぜ効くのか?
炎症が起こると体は痛みの元となる「ブラジキニン」と痛みを強める「プロスタグランジン」という物質が発生しますが、鎮痛薬はその後者の「プロスタグランジン」の発生を抑えてくれます。 そのため、痛みの初期に我慢して「プロスタグランジン」が大量に発生してしまうと、その後に鎮痛薬を飲んでも、効果が出づらくなるおそれがあるのです。
ロキソニン 頭痛 なぜ効く?
ロキソプロフェンは、プロスタグランジンという発痛物質の生成を阻止することで頭痛を抑えます。 また、ロキソプロフェンはプロドラッグです。 胃への刺激を和らげるために「未変化体」の状態で胃を通り抜け、体内に吸収された時点で「活性型」に変化して効果を発揮するお薬になります。
頭痛に効く薬は何ですか?
頭痛ロキソプロフェンナトリウム製剤(ロキソニンSなど)非ピリン系鎮痛剤(イブプロフェン、アセトアミノフェンなど)ピリン系鎮痛剤(イソプロピルアンチピリン配合剤)漢方処方の頭痛薬鎮痛剤と漢方薬の配合剤子ども用の頭痛薬
バファリン 頭痛 なぜ効く?
バファリンA 20錠 バファリンAは、痛みや熱の元になるプロスタグランジンの産生を抑えることで効果を発揮する解熱鎮痛剤です。