頭部打撲については、緊急性が高い可能性がある為、救急病院、脳外科のある医療機関をご受診ください。 頭や顔を強く打つと、出血や腫れ、骨折の有無に関わらず、脳に損傷を受けている場合があります。 病院で診察・検査の結果、大きな異常が認められなくても、打撲後より遅れて症状が出ることがあります。
頭を殴られすぎるとどうなる?
脳振とう後、数日から数週間のうちに頭部外傷を繰り返すと、強い脳の腫れや頭蓋内出血が生じ、生命に危険が及んだり、後遺症が残ったりする「セカンドインパクト症候群」という病態になることがあり、慎重な対応が求められます。
頭を打ったらどうなる?
頭を打った時は、脳にいろいろな変化が生じます。 特に急性期に頭蓋内出血(頭の中の出血)が生じると生命に危険が及ぶ心配があります。 頭蓋内出血は、大多数が受傷後6時間以内に出現しますが、24時間程度は観察が必要です。 頭を打った後、元気だった人が急に死亡することがあるのはこの頭蓋内出血のためです。
頭を強く打つとどうなる?
頭部打撲には、たんこぶ(皮下血腫)から頭蓋骨骨折、硬膜下出血、硬膜外血腫、脳挫傷などがあり頭の打ち方によって対処方法が大きく変わってきます。 特に、頭の打った場所や強さで頭蓋内の出血が脳を圧迫したり、血腫をつくり手足の麻痺や言葉の障害(後遺症)を引き起こします。
後頭部 強打 どうなる?
頭部を強打した衝撃で、脳と頭蓋骨の隙間に出血が生じ、その血が脳を圧迫していきます。 頭痛・もの忘れ・言語障害・片側の手足の痺れ・平衡感覚の消失・意識障害等の症状が現れる可能性があります。