つわりの症状で悩む妊婦さんのために、当院独自の点滴をご用意しました。 検査により、重症悪阻(つわり)という診断がついた患者様は、週1-2回程度は保険で点滴治療ができます。
つわり どうなったら点滴?
点滴は頼りになる治療法 つわりが重く、体重減少や尿中のケトン体陽性など、脱水や栄養不足が心配なときは点滴治療を行います。 目的は電解質のバランスを整えて脱水を治すこと、合わせてブドウ糖で栄養を補います。 また、つわり症状の軽減に有効なビタミンB1・B6を加えます。 ビタミンB1はウェルニッケ脳症の予防にもつながります。
何回も吐く つわり?
つわりの代表格「吐きづわり」 目安としては、一日に何度も嘔吐を繰り返し、食事もとれず、体重減少がみられる場合です。 尿検査をして、ケトン体という物質が確認されると、妊娠悪阻(にんしんおそ)と診断されます。 全身状態を確認し、必要な場合には管理入院となる場合もあります。
どの程度のつわりで入院になる?
妊娠悪阻の症状には個人差があり、比較的軽度の場合は1週間~10日程度で退院できることが多いですが、重度の場合は退院まで2~3か月かかることもあります。 入院が長期になる場合は、出費が大きくなる可能性があります。
つわり中 水分 どれくらい?
妊娠中のママは、妊娠する前よりも積極的に水分補給をする必要性があります。 その量は、1日あたり約1.5~2ℓが目安と言われています。