はっきりした原因は不明ですが、つわりは、妊娠によって体の中で起こる急激な変化、たとえばホルモン環境や代謝の変化に対して、体が適応できないためといわれています。 とくに子宮に着床したときから分泌されるホルモン「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」が、深く関係しているといわれています。
なぜつわりがあるのか?
妊娠したことによりホルモンバランスが変化し、その変化に母体が適応しきれない状態のために起こるとされる。 エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が第4脳室底(脳幹と小脳に挟まれた空間)にある嘔吐中枢を刺激することで発症すると考えられる。
つわりとは何か?
つわり(悪阻)とは つわりとは、妊娠5週目あたりから起こる食欲不振、吐き気、嘔吐などの消化器系の異常のことです。 一般に妊娠12週~16週目前後で症状が消えるといわれていますが、個人差が大きく、妊娠後期につわりが生じる妊婦さんも少なくありません。
つわりとはどんな感じ?
「つわり」とは、妊娠5週目くらいから起こる、食欲不振や嘔吐などの症状全般をいいます。 つわりが起こるメカニズムは解明されておらず、はっきりとした原因はわかりませんが、妊娠によるホルモンバランスの大きな変化が影響しているのではないかといわれています。
つわり ぶり返し なぜ?
つわりがぶり返す原因 妊娠後期になるとお腹のなかの赤ちゃんが成長し、子宮もさらに大きくなります。 大きくなった子宮に胃や腸が圧迫されることが原因でつわりがぶり返すことがあります。 つわりがぶり返すと、妊婦さんはショックかもしれませんが、つわりは赤ちゃんが元気に育っている証拠なので心配しすぎないようにしましょう。