もし吐き気がある場合には、気持ちをまぎらわせるために「背中をさすってもらう」「窓を開けて空気を入れかえる」「横向きで寝る」「冷たい水でうがいをする」「リラックスをする」などを試してみましょう。
吐いたときどうする?
姿勢は右を下にして横向きにし、全身の緊張をほぐすために膝を深く曲げたり、意識的にゆったりと腹式呼吸などをして、気分を楽にしましょう。 また、頭を冷やしたり、胃を安静にするためにおなかに氷のうなどを置いたり、軽く目を閉じたりして静かにしていましょう。 吐き気がおさまったら、水分を補給してください。
なぜ吐きそうになるのか?
吐き気・嘔吐は、暴飲・暴食や乗り物酔い、ストレスなどの日常生活上の原因で起こる場合もあれば、急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化管の病気、また脳出血や脳腫瘍などの脳の病気が原因でおこることもあります。
吐き気が止まらない時は何科?
吐き気にの症状が伴う場合、すみやかに消化器内科への受診をお勧めします。 食道・胃・大腸などの消化管の病気や、膵臓・胆のう・肝臓などの病気の可能性があります。 また胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎、膵炎、憩室炎などの繰り返しやすいおかなの病気を患ったことのある方も消化器内科への受診でいいでしょう。
嘔吐 食事 何時間後?
嘔吐した後は、できれば2~3 時間は何も飲まず、食べずにおなかを休ませたほうが良いで す。 短時間で飲んだり食べたりすると、刺激でさらに嘔吐を誘発することがあります。 嘔吐の 後はのどが渇くことが多いですが、うがいをしたり、白湯に浸したガーゼで口の中をしめらす くらいにして、すぐには飲まないようにしてください。