突き指の応急処置は、受傷した指を安静にし、痛みがあるときは、無理に動かさず、痛みのある指を冷やしたり挙上したりしましょう。 受傷した指をむやみに引っ張ったり、もんだりしてはいけません。 軽症であれば、消炎鎮痛薬の内服や外用薬で1~2週間程度で改善します。
突き指はどのくらいで治る?
一般的に腫れは1週間程度で引き、固定しながら安静にしていれば2~3週間で治ります。 ※治りかけの時期に指を使ってしまったり、関節に負担をかけてしまうと更に完治までに長い期間を要します。 また長引くようであれば骨折なども疑いますので注意しましょう!
突き指 放置するとどうなる?
放置するとどうなるの? 程度が軽ければ、腱や骨が自然治癒することもありますが、指の伸びは悪くなります。 放置すると、指を曲げる力と伸ばす力のバランスが崩れます。 第一関節は曲がり、第二関節は反ってしまうスワンネック(白鳥のくび)変形につながります。
突き指の痛みどれくらい続く?
突き指は、通常1週間程度で痛みや腫れがなくなります。 1週間以上経っても、痛みや腫れなどの症状が続く場合は、病院を受診しましょう。
突き指の後遺症は?
突き指だと思って放置していると、様々なリスクがあります。 靱帯の断裂や骨折(微細ななものでも)ある場合はしっかりと診てもらわないと、グーに握ると変な方向に曲がって治ってしまう(オーバーラッピングフィンガー)や、関節が曲げられなくなる、指が曲がって変形、動かしての不安定さが残ることがあります。