死ぬとは思ってもいなかった人が、外傷などの原因でなく、病気の症状が出現して24時間内に亡くなったとき、これを「突然死」といいます。東京都監察医務院の報告では .
突然死の症状は?
患者さまによっては、激しい鼓動、胸痛、息切れまたはめまいを訴えることがあり、潜在的に危険な心臓疾患があることを自覚させられます。 また、失神が突然死の前兆となる場合もあります。 このような自覚症状がある場合や突然人が倒れるのを目撃した場合は、直ちに救急車を要請してください。
突然死 どんな感覚?
胸痛ないし胸部の苦悶感、肩から上腕にかけての痛み、悪心・嘔吐、場合によっては下顎痛、歯痛。 高齢者では腹痛や腹部不快感などもあります。 症状が続くと全身の熱感や発汗が強くなります。 これは心臓の動きが悪くなり、それを防ぐために自律神経の交感神経が作動して闘争的な生理状態となるためです。
突然死の確率は?
突然死の発生率は人口の 0.1∼0.2%,総死亡の 10∼ 20%を占め,その原因は虚血性心疾患や不整脈などによ る心臓死や脳卒中といった脳心血管系疾病がほとんどを 占めると報告されており,中でも心臓突然死については 予知や予防法のガイドラインも出されている2)∼5).
突然死の基礎疾患は?
突然死は、予期しない急死のことで、発症から24時間以内の死亡と定義されています。 原因は、心筋梗塞をはじめ、心筋症、弁膜症、心不全などの心臓病によるものが六割以上を占め、そのほとんどが心室で生じる致死的な不整脈に起因するといわれています。