心臓突然死の現状 日本では毎日多くの人が心臓突然死で命を失っています。 心臓が原因で突然心停止となる人は、なんと1年間で約7.9万人。 一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっています。
突然の死の確率は?
突然死の発生率は人口の 0.1∼0.2%,総死亡の 10∼ 20%を占め,その原因は虚血性心疾患や不整脈などによ る心臓死や脳卒中といった脳心血管系疾病がほとんどを 占めると報告されており,中でも心臓突然死については 予知や予防法のガイドラインも出されている2)∼5).
突然死 年間何人?
心臓突然死とは、健康だと考えられていた人が、突然に致死的心室性不整脈(心室細動など)に見舞われて、この不整脈が原因で心臓が正常に収縮することができなくなり、脳に血液が循環せず死に至る疾患です。 日本においては、心臓突然死によって年間約6〜8万人が亡くなっております*1。
心室細動 何人に1人?
日本ではおよそ1000人に1人程度に発症し、心室細動や突然死を起こすのは、それまでに心室細動を起こしたことがない人のうち1%程度だろうと考えられています。
心肺停止の死亡率は?
心肺停止から1分以内に救命処置が行われれば95%が救命されます。 3分以内では75%が救命され、脳障害も避けられる可能性があります。 5分経過すると救命率は25%になり、8分経過すると救命の可能性は極めて低くなります。