食品は腐敗すると酸味を帯びることが多いですが、酸味のある梅干しと一緒に食べると、腐っていても気付きにくいもの。 そのため、ウナギと梅干しは食べ合わせが悪いと言われるようになったようです。 もちろん、栄養学上は気にする必要はありません。
食べ合わせが悪いとどうなる?
体(胃腸など)に負担のかかる悪い食べ合わせ 食べ合わせが悪いと言われるものの多くは、胃腸など体への負担が大きくなっています。 同じ性質のものや、相反する性質のものを同時に食べると、胃腸の働きを鈍くさせるなどの問題がよく起こります。 そうしたもので特に要注意な組み合わせについて、以下で見ていきましょう。
うなぎと梅干しの食べ合わせが悪いのはなぜ?
昔は、鰻の脂っこさと梅干しの酸味が刺激し合い、消化不良を起こすと考えられていたようです。 また、サッパリとした梅干しは食欲を増進させ、高価な鰻を食べすぎてしまうことから、過食防止や贅沢への戒めという意味もあったようです。
うなぎとスイカは食べ合わせが悪いですか?
脂がたっぷり乗ったうなぎと、水分の多いスイカを一緒に食べることで胃液の濃度がうすまり、消化不良をおこすとされています。 下痢気味のときや胃痛を起こしているときは避け、健康なときに少量ずつ食べると良いでしょう。
天ぷらと食べ合わせが悪いのは何?
揚げ物である天ぷらの油と水分の多いスイカを一緒に食べることで、胃酸や消化酵素が薄まり、下痢をしやすくなる人もいます。 特に冷たくて水分の多いものは、それだけでおなかを冷やし下痢しやすくなるので、「天ぷらとスイカは食べ合わせが悪い」は正しい内容です。