便漏れ(便失禁)で受診すべき科は、肛門科や消化器外科です。
便漏れはどうしたら治りますか?
便失禁の治療では、手術を行わない「内科的治療」と手術を行う「外科的治療」の2種類があります。 ほとんどの場合、内科的治療だけでも、ある程度の改善効果が見込めるでしょう。 薬物治療軟便を伴う失禁では、便の中の水分を吸収して、硬さを調整する働きがある「ポリカルボフィルカルシウム」という薬が有効とされています。
便が漏れるのはどうしてですか?
便失禁の原因 便失禁を引き起こす原因の中で最も多いと考えられているのが肛門括約筋の衰えです。 高齢になるにつれて肛門括約筋が弱くなると、肛門がひらきやすくなるので便が漏れてしまうのです。 また、女性の場合、分娩で出産した際、肛門括約筋や関連する神経が損傷を受けて、便が漏れることもあります。
便漏れ 若い 何科?
受診するのは何科? 便漏れの原因を特定するために、まずは消化器内科、肛門外科へ行きましょう。
肛門 緩い 何科?
受診の目安とポイント 便失禁が続く場合、腹痛や下痢など他の症状が伴っている場合には、一度内科や肛門科、大腸肛門科などを受診しましょう。 また、出産後や腸・肛門などの手術後に便失禁が生じている場合には、そのときにかかった病院に相談するのがよいでしょう。