まず、赤ちゃんのうつぶせ寝には、窒息のリスクを高めるおそれがあります。 赤ちゃんの顔が敷布団や枕・掛け布団・クッションなどに埋まってしまうことが、窒息の原因として考えられています。 特に寝返りを打てない赤ちゃんは、呼吸ができず苦しさを感じても自分ではどうすることもできません。 27 июл. 2018 г.
うつ伏せで寝るとどうなる?
うつ伏せ寝は首を横に向けて押さえつけられるような姿勢となるので、下に向けている顔やあご、首に体重がかかりやすくなります。 そのため顔の輪郭や歯並びに歪みが生じる恐れや、首の筋肉のコリや寝違えの原因になります。 また、うつ伏せ寝は腰を反らしがちになるので腰に負担がかかり、腰痛の原因にもなります。
うつ伏せ寝 いつまで危険?
赤ちゃんが自分で寝返りが自在にできるようになる1歳以上になるまでは、うつぶせ寝はやめましょう。 厚生労働省では、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症を抑えるとして、「1歳になるまでは、寝かせるときはあお向けに寝かせる」としています。
うつ伏せ寝 SIDS なぜ?
もともと呼吸中枢の発達がやや未熟なタイプの赤ちゃんが、うつぶせに寝た場合、眠りが深くなるなどの要因で、眠りから覚めにくくなるためではないかと考えられています。 また、寝返りが打てるくらいに成長すれば、むしろ起こりにくくなると考えられます。
うつ伏せ どのくらいの時間?
赤ちゃんの視線の先にお母さんやお父さんが見えたり、おもちゃがあると、うつぶせ時間が楽しくなります。 1回3〜5分を1日2、3回から始めて、成長・発達とともに徐々に増やしていきます。 首がすわるようになるとより長い時間うつぶせで遊べるようになりますし、ハイハイをする頃には自分からうつぶせで遊ぶようになります。